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JMIA 2006 ステップ・トゥ・エイジア/クリエイティブコンサート
コンサート本番/3月31日夜

 毎回何らかのトラブルが起こるが、今回は珍しく何も起こらず本番を迎える。本番は4部構成、若干慌ただしい。1部はゲスト講師の演奏、このメンバーは20年来付き合いがある。クラシックへの造詣が深いピアニスト、フェビアン・レザ・パネ、アコースティックギター界の重鎮になりつつある宮野弘紀、オールラウンドなパーカッションの渡辺 亮、ラテンジャズフルートの新しい分野を開拓する井上信平、日本を代表するマルチリード奏者藤田明夫。全員一つのジャンルにとどまらず自分のジャンルを開拓しているメンバーである。
 2部はお待ちかねのモンゴルメンバーの演奏。本人達は日本に来て数回の演奏会を考えていたようであるが、今回が30分に凝縮しての演奏である。 演奏は良く訓練され、洗練された民族音楽の演奏とでも言えばいいだろうか。モンゴルのもっと土着的な演奏を期待していた人には物足りないかも知れないが、この子供達は、14〜16歳である。ゆくゆくは、国を代表する演奏家を目指す子供達ばかりなので、将来が楽しみである。第3部はJJOとゲストの場面、モンゴルのメンバーが鮮やかに演奏を決めたので、JJOの子供達も気合いが入っている。2曲の演奏はこの時期の演奏にしては、力強くとても良い出来である。
 60名以上が出入りするコンサートのわりには、スムーズに第4部の最後の場面に。プロムナードからダンスへ。私はこのイントロが何とも好きである。子どもとは言え、フレーズの表現が非常に豊かで毎回感心する。本編のゲストのソロの場面を終え、パーカッションソロからエンディングへ。カットアウトのエンディングも見事に決まり本編終了。短いアンコールへ。これは60人で一つのメロディーを演奏する曲である。この曲の中に、キャンプでのアンサンブルの練習、音楽交流の練習、作曲の成果が全て入っている。全ての詳細場面を見てきている私としては感無量の瞬間である。




















Creative Concert Vol.8 Chick Corea Solo Piano'06 JMIA 2005


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