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JMIA 2006 ステップ・トゥ・エイジア/クリエイティブコンサート
コンサートリハーサル(1)/3月30日午後練習

 明けて今日、明日とコンサートのためのリハーサル、及び本番。ゲストメンバーはキャンプの気分を変えるためペンションで一泊。私は準備のためすぐ戻り仕込みに追われる。今回は私も楽器(BASS)を弾かなければならないので、ゲストメンバーとのモチベーションの違いが気になるところ。別会場では「ゲル(モンゴルの移動式住居)」を建てている。これを見ていると自ずとコンサートの気分も盛り上がってくる。
 午後からはゲストメンバーのリハーサルとモンゴルメンバーのリハーサル。ゲストメンバーのリハーサルは私のオリジナルジャンル「mind jazz」の仲間ということもあり問題なく終了。モンゴルメンバーのリハーサルに進む。各メンバー、コンサートホールで演奏するのは初めてとのことで、緊張気味である。言葉が通じればジョークの一つでも言ってあげられるのだけれど、そうもいかないのが辛いところ。
 会場には、駐日モンゴル大使館文化担当のサラントゴス氏も顔を出している。モンゴルメンバーは来日する前に、毎日10時間の練習をこなしてきこともあり、音量だけを合わせて無事終了。
 明日は、全員の演奏アジアンキッズ・ジャズオーケストラのリハーサルである。さて、あと1日・・・ゴール間近である。











コンサートリハーサル(2)/3月31日午後

 本番前のリハーサルは、JJO+ゲストと全員のアジアンキッズ・ジャズオーケストラの2つ。JJOは今年度新加入のメンバー10名が入っているが、昨年からのメンバーが残っているのでサウンドが安定している。今年JJOは結成10年目を迎える、何か歴史のようなものができつつあり、メンバーが変わっても音が変わらないのである。この2、3年JJOは、オリジナルサウンドを出すグループに変身中である。今年度のテーマは「土着」、そう、ここの風土からしか生まれない音を模索中なのである。JJOのリハーサルは問題なく終了。アジアンキッズ・ジャズのリハーサルへ進む。
 さて、60名近いメンバーが音楽堂のステージに上がる。このホールはクラシック専用ホールの設計のため、残響が非常に長い。今回はモンゴルの伝統楽器と西洋楽器(トランペット、サックス等)間のバランスをどう取るかが一番頭の痛いところだ。音響装置(PA)を使いすぎると生音の良さが消え、使わないとバランスが取れない。この問題の解決策として考えているのが、10人のパーカッションの存在である。当然生音で演奏するのだが、伝統楽器と西洋楽器の接着剤役として考えていたのである。今回はこの編成で2曲の小曲を演奏する。大曲を最初からという思いもあるが、子供達の年齢、数々のリスクを考え、今回は「アジアンキッズ・ジャズ」の土台を5年かけて作る最初の年として位置付けている。モンゴルの子供達といえば慣れない曲のため、若干表情が硬い。今までの経験でリハーサルの音と本番の音は違うので、集中力を残すため早めに終了。
 照明、音響の調整、MC原稿の打ち合わせ、舞台転換の確認をして本番へ。
 毎回思うことであるが、2時間のコンサートのためにすることが多過ぎる。一地方都市のクリエイティブな企画なので、しょうがないと思いつつ、もっと効率良く聴衆に伝える方法はないものかと毎回思う。






Creative Concert Vol.8 Chick Corea Solo Piano'06 JMIA 2005


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