Jazz Month in Asahikawa


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JMIA 2006 アジアンキッズ・ジャズコンファレンス in 旭川
グループ練習／3月29日午前

　キャンプ最終日の午前は昨日から作曲してきた曲の構成を作り、発表までの形にする。この子供達の作曲行為は、学校教育の現場でも試験的に行われているようであるが、ジャズの現場では私の知る限り行われているのを聞いたことはない。このプログラムはジャズ音楽の特徴「インプロヴィゼーション（即興演奏）」を学ぶうえでも非常に有用なプログラムだと思う。
　子供達の状況は編曲作業に入っているグループ、発表曲を決めかねているグループ、モンゴル楽器と合わせるのに苦労しているグループと様々である。それでも午後の発表に何とか間に合いそうである。

グループ発表／3月29日午後

　3日間行ってきたキャンプの最後のプログラム。各グループの出来具合を私は知らないので、楽しみな発表である。発表順を決めてから発表に。どのグループも特徴のあるサウンドで、50年代のクールジャズサウンド、コルトレーンのモードを意識したサウンド、ラテン調の明るいサウンド、フリージャズの手法を取り入れたもの、それらサウンドにうまくモンゴル楽器が調和している。何とも子供達の自由な発想と能力には脱帽である。今回キャンプ初参加の各講師も、子供達の持っている潜在能力を口を揃えて絶賛する。
　今回２つの国の子供達が集まり、一つの曲を作りながら言葉の壁、楽器間のハンディーを音楽の力を借りながら乗り越えていく様は、本当の意味での国際交流といえるものであろう。モンゴルメンバーの引率の両先生も子供達の新たな可能性を発見し、満足そうである。
　さてこれから、気分を変えてクリスタルーホールでのコンサート。若干の気がかりは、自分自身3日間のキャンプで思いのほか体力を消耗してしまっていること。残り2日間は気力である！！

Creative Concert Vol.8　Chick Corea Solo Piano'06　JMIA 2005

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