「ジュニア・ジャズ meet チック・コリア」
がNHKテレビで放映されました。
 東京JAZZ 2006(9月2日・3日/東京国際フォーラム)にチック・コリアが出演することが決まった直後のことでした。渡米中だったJMIA実行委員会の村田代表はチック・コリア氏を訪ね、昨年の旭川公演のお礼の言葉を伝えるやいなや「ブルーノートでのライブが終わった後、今年もまた旭川でソロピアノをやるからね!」とチックが言い出したのは。
 代表の帰国後さっそくJMIA実行委員会が開かれ、今年のコンセプトを練り上げるうちに一つのアイデアが提案されました。「コンサートの2部でジュニア・ジャズオーケストラとの共演はできないだろうか」。そもそもJMIAが発足するキッカケをつくってくれたのはチック・コリア氏とゲイリー・バートン氏です。両人の提案から旭川で「ジャズ月間」と「子どもたちのジャズオーケストラ」が生まれ、その産みの親の一人あるチック・コリア氏が子どもたちと共演する…果たしてこの夢のような企画にチックは何と言ってくれるだろう?「もちろんOKさ。子どもたちは明るく音楽を楽しんでいるし、いろんな才能を持っている。きっとその中には特別に優れた子どもがいるはず。例えば上原ひろみがいい例。彼女とはティーンエイジャーだった頃に出会い、今度の東京JAZZで共演するんだよ。ジュニア・ジャズオーケストラとの共演を本当に心から楽しみにしているよ!」。
 このビッグニュースにYAMAHAから取材のオファーがあり、ホールでのピアノの提供を申し出てくれました。またNHKから「子どもたちの成長を記録しながらジュニア・ジャズオーケストラとチック・コリア氏の共演コンサートまでを1本の全国放送向けの番組にまとめたい」との長期取材のお話をいただき今回の放送となりました。
 実際の共演コンサートでは、チック・コリア氏が言われた通り、一人の才能豊かな女性ベーシストが待ち受けていました。JMIAジュニア・ジャズオーケストラ出身で現在バークリー音楽院に留学中の伊東佑季さんが急きょ帰旭し、見事なインプロヴィゼーション(即興演奏)を展開し、これに応えるように巨匠のボルテージも高まり、会場の盛り上がりも最高潮に達しました。
 なお1部は「ようこそ、私のリビングルームへ」というメッセージからはじまり、スタンダードナンバーをはじめ氏のソロピアノの代表作である『チルドレンズ・ソング』より数曲、スクリャービンの作品など繊細なタッチで透明感のあるピアノに聴衆は酔いしれました。詳しくはJMIAの音楽プロデューサーであり、JMIAジュニア・ジャズオーケストラ代表の佐々木義生のライブレポートでどうぞ。
2006年9月7日(木)に旭川市大雪クリスタルホール音楽堂において実現した「チック・コリア ソロピアノ スペシャル'06」で共演したJMIAジュニア・ジャズオーケストラ。写真左のベーシストがエレピのチック・コリア氏とソロの掛け合いを演じた伊東佑季さん。
第1回放送
2006年10月20日(金)NHK総合テレビ
午後8:00〜8:43(北海道スペシャル)
「40人の音色をかさねて」
〜ジュニア・ジャズmeetチック・コリア〜
第2回放送
2006年11月11日(土)NHK衛星放送ハイビジョン[BShi]
午後6:00〜6:49(ハイビジョンふるさと発)
「わが街に響け!子どもたちのジャズ」
〜北海道・旭川〜
第3回放送
2006年11月26日(日)NHK総合テレビ
午後10:05〜10:54(全国放送)
「旭川・子どもジャズ」
〜チック・コリアと共演〜
[番組解説]
 旭川を拠点に活動する小学生から高校生の子どもたちで構成されるJMIAジュニア・ジャズオーケストラが、世界的に有名なジャズピアニスト、チック・コリア氏との共演を果たす!
 チック・コリア氏と旭川の出会いは12年前のコンサート。これがきっかけとなり旭川ジャズ月間が提案され、「ジャズマンス・イン・旭川(JMIA)」というイベントが始まりました。
 JMIAジュニア・ジャズオーケストラは、その事業の一環として1998年に結成。以後通年活動を行い、2004年には国際ジャズ教育協会(IAJE)の招きによりニューヨークで演奏し、その技術や姿勢が高く評価されました。
 子どもたちは年齢も経歴も性格もさまざま。全員での練習は月1回だけです。子どもたちが持つそれぞれの音色が、旭川在住の音楽家、佐々木義生氏の指導のもと、無理に揃えるのではなく、うまく調和して一つの音楽になって行きます。
 実力をつけてきた子どもたちが、旭川のジュニア・ジャズの原点となるチック・コリア氏と共演するという夢の一夜が実現することとなりました。練習に励む子どもたちと、共演を楽しみにするジャズ界の巨匠。ジャズを通して、世代や国境を越え真剣にぶつかり合いながら成長していく子どもたちを丹念に描きました。




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