Jazz Month in Asahikawa

JMIAジュニア・ジャズオーケストラ
（主に旭川市内の小中学生で結成）

　1998年、ジャズマンス・イン・旭川（JMIA）の新規事業として20名規模のジュニア・ジャズオーケストラ結成を計画。新聞報道による公募の結果、応募者30名、学校参加35名、計65名の応募がある。JMIA実行委員会では“子供達の音楽をする気持ちを大切にしたい”ということからオーディションは行わず、全員参加の65名編成のジュニア・ジャズオーケストラ（JJO）が誕生。同年10月ジャズマンス・イン・旭川’98において初めて聴衆の前で演奏を行う。12月再公募により20名、継続参加により20名、計40名のメンバーを決定。翌99年1月、JMIAジュニア・ジャズオーケストラ’99として活動を開始。同年3月、第1回スプリングミュージックキャンプ開催（講師：エリック宮城、土岐英史、向井滋春、深井克則、海老沢一博、佐々木義生）。さらに同年11月、第1回クリエイティブコンサートを開催。
　以後、毎年著名ジャズ演奏家を招聘し、スプリングミュージックキャンプ（3月）、クリエイティブコンサート（11月）を開催し、好評を博す。また、ジャズマンス・イン・旭川にも毎年出演し、国内外の一流アーティストとの共演を重ねる。
　2000年、朝日新聞「朝日のびのび教育賞」受賞。　2003年、IAJE国際ジャズ教育セミナーin旭川に参加。
　2004年1月、IAJE国際ジャズ教育協会の招待でニューヨーク公演を行い絶賛される。
　2005年には、作編曲家の巨匠サミー・ネスティコ氏と共演。
　2006年にはジャズピアノの大御所チック・コリア氏との共演を果たす。同年NHKテレビ制作番組「北の大地に響けジュニアジャズ」が総合テレビジョン、BS-hiで全国放送される。
　2007年3月にはJMIA主催「アジアンキッズ・ジャズコンファレンスin旭川」に参加し、モンゴルの子供達とミュージックキャンプなどを通じて国際交流を深め、共演コンサートでは西洋と東洋の楽器、音階、リズムを融合しアジア発の新しいジャズ音楽を創作しはじめた。

モンゴルの子ども達と共演した「ステップ・トゥ・エイジアクリエイティブコンサート」Vol.1
2007年3月に開催されたJMIA2006年度事業「アジアンキッズ・ジャズコンファレンス」より

2006年にはジャズピアノの巨匠チック・コリアと共演

JMIAグルーヴィースイング・ジャズオーケストラ
（主に旭川市内の高校生で結成）

　JMIAジュニア・ジャズオーケストラOB（高校生中心）によって構成される。
　2004年1月には、JMIAジュニア・ジャズオーケストラと共に、IAJE国際ジャズ教育協会の招待でニューヨーク公演の舞台に立ち、音楽関係者からスタンディング・オベーションの絶賛を受ける。
　同オーケストラには、1998年のジュニア・ジャズオーケストラ結成時からのメンバーも多数在籍し、小・中・高校とジャズ音楽に取り組み、より高いレベルのアンサンブル、即興演奏、作曲、編曲に取り組んでいる。
　また、OBの中には、米国バークリー音楽院をはじめ、国内有名音楽大学進学者、さらにプロの門下生などがおり、本格的に音楽の道を志す若者を輩出している。

高校生中心のグルーヴィースイング・ジャズオーケストラ（JMIA10周年記念コンサートより）

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