|
|
ジャズマンス・イン・旭川(JMIA)実行委員会
代 表 村 田 和 子 |
本年第12回を迎える「ジャズマンス・イン・旭川(JMIA)」は、新しい企画として、アジアへの取り組みの中からモンゴル国より10名の伝統楽器に関わる、音楽生及び指導者を招へい致します。モンゴル国は文化の東西の架け橋となったシルクロードに隣接し、建国以来800年余の歴史があり、その中で自然と人間が「共生」しながら歴史を積み上げてきた国であります。昨今、世界規模で環境破壊から起こる温暖化が問題になり、又、人と人の絆のあり方が根底からくつがえる事も数多く起こっています。
その様な中、私共ジャズマンス・イン・旭川は、現在まで多くの企画をする中で、数々の提言を行ってきておりますが、その中でも一つの大きな成果といえますのが、「JMIA ジュニア・ジャズオーケストラ」の存在です。ジュニアジャズは2007年活動10年目をむかえますが、12年を数えるJMIAと共に歩んできた観があります。
今回のモンゴルから招へい致しました子どもたちは、中高校生の年齢でモンゴルの伝統音楽を専門に学ぶ学生です。モンゴルは中国と共に日本の音楽に多大な影響を与えてきた国です。琴、三線、横笛、どれも日本においても馴染み親しんだ楽器が数多くあると共に、馬頭琴のようにモンゴルの自然風土から生まれた独自の楽器もあります。音楽スタイルも、江差追分に見られる長唄の形式は、モンゴルにルーツがあると言われています。
今回の「ステップ・トゥ・エイジアクリエイティブコンサート」は8種類のモンゴルの伝統楽器とジャズ音楽をルーツに持つジュニアジャズ、ゲストメンバーの高い音楽性表現が、一体になり「アジアンキッズジャズ」を創作致します。今回の新しい試みがモンゴル、日本両国の交流の一助になると共に、子供達の持つ大きな可能性を広げるものになりましたら、幸いです。
|
|
ジャズマンス・イン・旭川(JMIA)音楽プロデューサー
JMIAジュニア・ジャズオーケストラ代表
佐々木 義 生 |
本サイトの記事・画像(写真、イラスト、動画など)のコンテンツの著作権は、
ジャズマンス・イン・旭川に属します。肖像権および著述は個々のアーティストに帰属します。
掲載記事および画像、音源等の転載は、著作権法上無断で行うことはできません。 |
|
Copyright (C) 2005 JMIA, Jazz Month in Asahikawa. All rights reserved. |
|
|
|