プロフィール
サミー・ネスティコ(作編曲家)

 17歳で、サミー・ネスティコはピッツバーグ(ペンシルバニア州)ABCのラジオ放送局、WCAEのスタッフ編曲者になる。また、デュケーヌ大学から音楽教育における理学士学位を受ける。さらに、ノーステキサス州立大学は1978、1979、1980年に特別音楽賞を授与。教育者として、ウエスティングハウス記念高校(ペンシルバニア州)、ジョージア大学、ピアス大学各校において音楽科を設立する。
 1968年から1984年の間はカウント・ベイシー・オーケストラのための作曲家/編曲者として数々の歴史的名作を発表。自己の作品提供による10枚のアルバムを制作。その内4枚がグラミー賞を受賞する。また、20世紀フォックス、ユニバーサル、パラマウント、ワーナーブラザーズ、MGMおよびコロンビア等の映画会社のために数々の音楽を作曲提供をする。さらにバーバラ・ストライサンド、ナタリー・コール、フランク・シナトラ、ビング・クロスビー、サラ・ヴォーン、パティ・オースティン、ナンシー・ウィルソン、ポール・アンカ、パット・ブーンのアルバムに関わり名作アルバムを残す。編曲者としてジュリー・アンドリュース、ゴールディ・ホーン、ペリー・コモ、トニー・テニール、ライザ・ミネリ、ボブ・ホープ、さらに多くの米国を代表する音楽家のために作品を提供。また、TV関係の作品も多くスパイ大作戦、刑事コロンボ、チャーリーズエンジェル、グラミー賞、トゥナイトショー、ボブ・ニューハートショウ他多くの番組に作品を提供。
 一方、1980年に専任編曲者としてワシントンD.C.でアメリカ空軍バンドに加わり、ホワイトハウス・オーケストラのチーフ編曲者および指揮者として、ケネディ、ジョンソン政権における司法、議会関係の重要な社交行事のために演奏する。現在アメリカ空軍バンド(ワシントンD.C.)では、毎年サミー・ネスティコ編曲賞を開催している。
 1998〜1999年にはジョージア大学の音楽部教授として指揮法とスタジオオーケストレーションを教える。
 1993年、教育分野で発刊された600曲のスコアは、現在4カ国語で翻訳され、アメリカのみならず、世界中でジャズ音楽の聖典として演奏されている。


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