スペシャルジャズセミナー at クリスタル
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■第3日目
セミナー3日目、この日は2つのプログラム。
午前は「5パートレッスン」から。全体のパートをブラス、サックス、パーカッション、ピアノ、ウズベクの5パートに分けてのリハーサルである。
通年この3月の時期はミュージックキャンプを催している。2泊3日、ゲスト講師とメンバーが同じ時間に寝起きし、キャンプを行い音楽を勉強するのである。これはこれで成果があるが、今回のセミナーの方がメンバーが落ちついている。
なぜか?と、思ったら家でよく睡眠を取っているからである。
修学旅行行くと騒いで寝ないのと同じである。
メンバーの集中力もよく各パートの練習もはかどる。どのパートも子供達を飽きさせないように、工夫をしてレッスンをしている。
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今回の講師陣は、ブラス講師杉山 正、彼は金管指導者として世界的な名高いクラウド・ゴードンのお弟子さん、サックス講師は、スティーブ・サックス、ハーバード大学出の秀才で5カ国語を操る逸材、ピアノ講師椎名 豊は日本で知らぬものがいないというジャズピアノの第一人者、ベース講師コモブチ・キイチロウは熱帯ジャズ楽団等ラテン、ボサノバ界で絶大な人気を誇るベース奏者、パーカッション講師ヤヒロ・トモヒロは数々の有名グループと共演経験を持つ、日本の第一人者のパーカッションプレイヤー、ギター講師鬼怒無月はフリースタイルからアバンギャルドまでこなす、幅の広いプレイヤー、そしてヴァイオリン講師金子飛鳥、ギターとヴァイオリンは子供達のパートにはないが、この二人が今回のアジアをテーマにした曲作りに大きな役割を果たす。 |
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午後からは最後のプログラムになる「アンサンブルレッスン」。このアンサンブルレッスンで「Step to Asia2008」「Voice of Asian Kids」の2曲をほぼ完成させる。
セミナーも3日目、ウズベクメンバーとの交流も深まり音楽的にも高まってきた。
この日、音を出してみると明らかに前日の音と違い、「アジアンキッズジャズ」の原型が出来上がっている。まだまだパワーが足りないが明らかに、ウズベクメンバー、ジュニアジャズ、ゲスト講師の音が融合して一つの音楽を作り出している。
各パートの音のバランスを確認しながら進める。
ここでヴァイオリン講師金子飛鳥からウズベクメンバーにアドリブソロを取らせてはとの提案がある。
数人試したが、今回は見送りに。普通ならここで譲って国際交流の為、楽しくやりましょうと言うところであるが、私自身今回は妥協しないで音楽の完成まで目指しているのである。
荒削りではあるが最終の形が見えたところで、アンサンブルレッスンは終了。
3日間レッスンの形を取りながら行ってきたが、これはすべて最終コンサートを念頭に置いてのことである。
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