MovieMessage

[目次] はじまりに 来旭 ウズベクメンバーとのリハーサル・交流会
スペシャルジャズセミナー at クリスタル第1日目 第2日目 第3日目
コンサートリハーサル
 コンサート本番 交流 おわりに




スペシャルジャズセミナー at クリスタル

■第2日目
 セミナー2日目は、3つのプログラムがある。午前は全体を2つに分けての「2パートレッスン」である。
 前日、思いの外セッションが上手く行き、スムーズに練習に入る。今回の全体の編成の特徴はパーカッションが多いことである。全部で12人もいる。これはジャズを主体にしたジュニアジャズとウズベク音楽の間を埋める役割をする。楽器はほとんどがアフリカ生まれの楽器(ジャンベ、コンガ、ボンゴ、カホーン)が主体である。この楽器類が渾然一体となり新しい音楽「アジアンキッズジャズ」を醸し出す。
 今回のために私自身がオリジナル曲「Step to Asia2008」を書き下ろしている。これはパートが30パートもあるもので、通常のフルオーケストラの編成よりずっと多い。
 かなり細かく譜面には書いているが、譜面に縛られてエネルギーが落ちないように練習を進める。
 リズムパートは私の他4名の講師がいるが、各人指導に慣れている人選をしているので、非常にスムーズに進む。ここで休憩。





 午後は、ジュニアジャズ、ウズベクメンバー、ゲスト講師が一体になり最終日コンサートに行う「Step to Asia2008」のリハーサルである。前日から一つ一つ練習してきたことが、ここで集約発揮されるのである。Step to Asia2008は楽器の下調べから始まり、6ヶ月ほど時間を費やしている。通常は長いものでもせいぜい1ヶ月である。
 今回のアジアの楽器との交流がいかに難しいものか想像がつくと思う。
 全員で初めて音を出してみると、細かいところは抜きとして全体のサウンドがほぼ出来上がっている。
 半年時間を費やしている私自身としては、非常に嬉しい。
 私の今回のサウンドのイメージとして持っているのは「大地から湧き上がるような力強い音」大地の底から響いてくるような音である。
 私自身の経験から表面上の音楽の交流は無理と思っている。唯一可能なのはお互いが自分のフィールドから出て、共通の一つのフィールドで音楽を作るとき初めて本当の音楽交流が可能になる。このフィールドが「旭川をイメージした力強い大地」のフィールドである。





 夜のプログラムはハイスクールバンド「グルーヴィスイング・ジャズオーケストラ」のリハーサルである。
 このグループが取り組むのは、3曲の巨匠サミー・ネスティコの難曲である。これは、マエストロ サミー・ネスティコが来旭することを想定して練習していたが、そのマエストロが来日出来なくなり子供達のモチベーションの低下が気になるところ。自分自身分かっていたこととはいえ、来れないことが分かってから3日間寝込みました。
 しかし、83歳のマエストロが旭川に来れない辛さを考えれば、と、子供達を叱咤激励してのリハーサルである。
 3曲中1曲は、今回のコンサートのためにマエストロが書き下ろしてくれた曲「RARE MOMENT」である。
 この曲、マエストロ自身が最近の曲の中では一番好きと言うだけあって、非常に美しいメロディーラインと力強いユニゾンがある、マエストロならではの曲であるが、非常にレベルが高い。何回もマエストロと相談の上、調を決め子供達にも出来る編曲に私が作り替える。そういう曲なので、子供達にも気持ちが伝わっているのか、子供達の目つきが違う。










▼他の年度事業はこちら

JMIA 2006 JMIA 2005
Creative Concert Vol.8 Chick Corea Solo Piano'06


本サイトの記事・画像(写真、イラスト、動画など)のコンテンツの著作権は、
ジャズマンス・イン・旭川に属します。肖像権および著述は個々のアーティストに帰属します。
掲載記事および画像、音源等の転載は、著作権法上無断で行うことはできません。
Copyright (C) 2005 JMIA, Jazz Month in Asahikawa. All rights reserved.
inserted by FC2 system